「頭脳戦艦ガル」、、、その名前を聞くだけで吹き出してしまう人もいるかもしれない。
「頭脳戦艦ガル」とは、どういうゲームだったのだろうか。

1.「頭脳戦艦ガル」とは何か
「頭脳戦艦ガル」は、1985年にデービーソフトが発売したファミコン用のソフトである。
このゲームは、とにかくクソゲーだ、という声が名高いことで有名なソフトの一つである。
なぜ、このゲームはクソゲーと言われてきたのだろうか。

2.「スクロール・ロールプレイング・ゲーム」
頭脳戦艦ガルが昔からのファミコンユーザーに笑われる第一の点、それがこのゲームのパッケージに記されている「スクロール・ロールプレイング・ゲーム」という肩書きである。ドラクエなどの出現によって、RPGが人気を集め始めたこの時期、この肩書きに胸を躍らせて購入した人も少なくないだろう。
しかし、このゲームは、いわゆる「ロールプレイング」というジャンルのゲームとは全く違う。

どう見てもシューティングなのである!

まあ、画面がロールしていくゲームには違いはないが、一般的には戦闘機が玉を撃って敵を倒していくゲームはシューティングと言われているので、これはどう考えてもパッケージ制作上のミスであろう。

3.「せーの」で出したら「ガル」だった
「ガル」がクソゲーの座をゆるぎないものとしたのは、とある座談会での出来事だった。
その座談会は、みうらじゅん氏とすぎやまこういち氏がゲームについて語るという内容のもの。二人は事前に、自分の持っているゲームの中でこれはクソゲーだと思う一本をあらかじめ用意していたという。そして、「せーの!」で出した二人の手に握られていたのは、どちらも「頭脳戦艦ガル」だったというのだ。

4.単調なゲーム
このような数々の逸話を抜きにしても、このゲームはやはりつまらない。

・グラフィックがヘボい。
・音楽もヘボい。
・延々と同じような面が続く。
・100個のパーツを集める、という途方もない目的。
・パワーアップがほとんどない。
・ボスがほとんどいない。

などなど、挙げ始めたらきりがない欠点。やはりこのゲームはダメなゲームなのだろうか。

5.懐かしさを武器に
しかし、このゲームには、一つの強力な「武器」がある。それは、このゲームの知名度だ。
当時のファミコンユーザーなら大半が知っていたであろうこの名前。
そして、クソゲーという悪名は、今では「そのくだらなさが面白い」という考え方で見直されつつある。スペランカーにしろ、たけしの挑戦状にしろ、その難しさ、意味不明さからクソゲーと言われてきたゲーム達も、今では根強いファンを多く持つゲームとなった。「ガル」も、この悪名から、いずれ見直される日が来るのかもしれない。

まあ、来ないだろうけどね、、、他と違って完成度低いし。

でもこんな面白いネタを提供してくれた「ガル」は、やはり「偉大」と言うべきなのかもしれない、、、

6.ガルメモ
メーカー:デービーソフト(現在はコンシューマーゲーム業界から撤退、ビジネス用PCソフトなどを主に開発している)
発売日:1985年12月14日
定価:4900円(税別)

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